スタメン:山本、清水、小松、内田、秋山、二川 / リベロ:川上
リザーブ:島、柴田、百瀬、天野、土田
◆試合レポート◆
▼1セット目▼
JT、竹下のサーブから始まる。まずは、青学がJTのミスを誘い先制。続く2点目も内田のスパイクで連取。好ゲームを予感させる始まりだった。お互い1点を追いながら、8ー7のJTリードで1回目のテクニカルタイムアウトに入った。タイムで気合を入れ直した青学は、内田のスパイクや二川、小松のブロックで得点を取り、16ー13の青学リードで二回目のテクニカルタイムアウトに入った。この良い流れの中で1セット目を取りたい青学、しかしここからJTが意地を見せつける。テクニカルタイムアウトを開け、青学はJTの攻撃からワンタッチを取り攻撃につなげるも、高いブロックに阻まれる。16ー15とJTが迫るところで、青学がタイムを取り1セット目の終盤に入る。終盤はJTのセンター攻撃が効果的に決まりJTが先を行く一進一退の展開となる。ここで清水のフェイントとスパイク、島、土田のピンチサーブで青学に流れを引き寄せるも、最後はJTの粘りに、25ー23で1セット目を取られる。
▼2セット目▼
青学、山本のサーブから始まる。
1セット目の勢いに乗って喰らい付いていきたい青学。しかし、立ち上がり、宝来、熊前の攻撃で三点連取をを許してしまう。
青学初得点は、清水の得意のブロックアウト。それから秋山、二川の息のあったコンビネーションで強烈なライトブロードが決まる。しかし、依然流れはJTのまま8ー4でテクニカルタイムアウトに入る。
明けて一本目二川のブロードが決まり、流れが変わるかという所で、江藤のサーブへと移る。江藤のスピードあるサーブは内田のサーブキャッチを崩し、秋山にセットアップを許さなかった。また、川上の好レシーブにより攻撃をしかけるも、宝来の高いブロックに阻まれ、青学は苦しい展開が続く。
17ー6、サーブ権が青学に移り、清水と山本の好プレーで着実に追い上げを見せるが、JTの流れを止めることが出来ず、25ー11で終わる。
▼3セット目▼
2セット目のムードを断ち切り、流れを引き寄せたい。
先制点、小松のAクイックが決まる。青学としては良いスタートを切れた。続いても小松のクイックや内田、二川の絡むプレーなど、青学本来のバレースタイルが戻ってきた。8−5のJTリードでテクニカルタイムアウトに入るが、まずまずの立ち上がりとなった。しかし、明けて江藤のサーブ。またもや内田を打ち崩しコンビに持ち込めない。この展開を打破したのは山本の突き刺さるようなスパイクであった。山本はブロックが1枚になった所をすかさず決めた。しかし点数は動かずJTリードで2回目のテクニカルタイムアウトに入る。試合が再開し小松のクイックが決まり、青学が粘りを出す。ネット際では秋山が、JTのダイレクト攻撃となるところを1枚ブロックで防いだ。川上も際どいフェイントなどを粘り強く上げた。JT23点で清水のワイドがきまり11点に、ここでサーブ清水に代わって百瀬が入り、果敢に攻めるがサーブミスとなり、JTマッチポイントへ。青学は最後まで粘り、内田が決めるなど14点とした。最後は谷口のスパイクで25−14、結果セットカウント3−0で敗した。結果として3−0と悔しい試合となったが、JTの高さを相手にこれだけのプレーを出せたことは、春季リーグの残りの試合において良い自信、経験となったのではなかろうか。(関口)
◆選手コメント◆
副キャプテン 小松:
「結果3ー0で負けてしまったが、1セット目はいい内容の試合が出来たと思う。今後はどんなチームにもすぐ対応出来るようになりたい。全日本の選手と試合が出来て嬉しかった&楽しかった☆この経験をこれからのリーグでもいいように生かしていきたい!!」
秋山:
「今日の試合はやっぱり実業団との差を感じさせられましたが、自分達のいいところもたくさん出せたし、二日間を通してたくさんの収穫がありました。それをリーグ後半で出し、黒鷲での経験が生かせるようにしたいと思います。この試合で新たに課題が見つかったので、練習で克服し、絶対にリーグで優勝します!!!」
柴田:
「今日は実業団と試合ができていい経験になりました。クミさんの『柴田頑張れ〜!』の声でいつもパワーをもらってます♪おかげで今日も頑張れました☆この経験を生かしてリーグ戦でも頑張ります!!」
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